何も考えずに画像を貼ってしまったからサムネが釣り帰りなのに無駄にかっこつけた轟くんになってしまった。
上半期に比べると観たいものも推しの出演作もあんまりなくて気づいたら全然観てなかった。
7月
神は見返りを求める
年齢制限なくてもアイリーンの監督だからどんでん返しで胸糞悪い展開になると思ってたけど全然そんなことなかったな。あとムロツヨシはもっとコミュ障のキモいおっさんだと思ってたけどこっちも全然そんなことなかったな。
逆に年齢制限あれば体で返してそれで終わりだったんだろうけどそうしなかったことでどんどんねじれていくのが面白かった。
ずっと楽しみにしてた神は見返りを求める観た。期待してた感じの胸糞ではなかったけどおもしろかった。
— 冷 夏 (@ak54_as) 2022年7月10日
後で他の人のレビューを見たら結構胸糞と書かれてたので実際には胸糞映画でした。訂正と共に謹んでお詫び申し上げます。
最初の配給のパルコの映像がシークバーついてYouTubeの広告画面風になってるの芸コマで好き。なんか分かんないけど今回映画泥棒がなくていきなり本編だったから最初なんかミスってんのかと思った。そんなわけないのに。
ゆりちゃんの動画が終始共感性羞恥やばかったけど実際のYouTuberもあんなんゴロゴロいるからリアルなんだよな。底辺YouTuberにあんなにいっぱいコメントついてるのはリアルじゃないけど。あと、テレビにも出ててイベまでやってるのに登録者50万は微妙じゃないか?
"デザイナー"とかいうクソざっくりしたカテゴリーの男が動画編集とかディレクションとかしてるのまじで謎だった。デザイナーって言ってもいろいろあるしTシャツと動画編集はまだ分かるけどディレクションまでしてるのはなんか違うだろ。
序盤の仲睦まじく動画制作している様子が後々の展開を考えるとクソ気持ち悪くてよかった。
ゆりちゃんが"恩を仇で返す女"にされてたけどビーフシチュー振る舞ったり広告収入の分配について打診したりしてるし体で返そうともしてたし"お礼"はいくらでもしようとしてたのに断ったのは全部田母神の方なんだよな。まじで一銭もだそうとしなかったのはやばいけど「いらない」って言われたから何もあげないっていうのは別に間違ったことではないんだよな。
あと、ゆりちゃんがバズって田母神を見捨てたようになってたけど最初に距離を置いたのも田母神なんだよな。
田母神がキレ散らかすとこが内面のヤバいとこが露呈しちゃったみたいに言われてるけどストレス抱えすぎて爆発しちゃっただけだと思うんだよな。私もメンタルやられた時めちゃめちゃキレ散らかしてたから。
お互い相手に言いたいこと言ってる自分を客観的に見て我に返っていく感じが良かった。そこからゆりちゃんはYouTuberのやることをくだらないって思いだすのと田母神の踊ってみたからの「クソ天気いい」でお互いの考え方みたいなのが入れ替わってるのも良。
最後「ありがとう」で全てを許せてたように見えたけど(厳密には握手会の時点で許してた気もする)まじでほんと単純な事でよかったんだな。確かにゆりちゃんは物をあげようとはしてたけどお礼らしいお礼は言ってなかったような気もする(言ってたかもしれなけど覚えてない)。
でも、ゆりちゃんはあの合コンに行かなくてもどこかしらでYouTuberとかデザイナーとかのコネが出来てたら同じルート辿ってただろうし、田母神もキレ散らかさなければお金は貸し続けただろうけど保証人になってることに変わりはないからどのみち泥沼なんよな。
病院で心配してます!って動画撮ってるの異様すぎて引いたけどあれが世に出たら流石に燃えると思うから2人にも何かしら制裁が与えられててほしい。狂った世界じゃなきゃの話だけど。
最初聞いた時若干引いてた「クソ天気」で終わったのよかったな。
若葉竜也が今回もつよつよのドクズだったけど2人からはっきり拒絶されても気にしてなかったし、このことを誰かに話して2人の事をどこかで下げてんだろうなと思うとまじでクズで最高。
最終的にはプロデューサーみたいなこと続けてなんかやばいとこと繋がり持って最終的に捕まりそう(ド偏見)。
映倫の審査が永遠に謎すぎるんだけど人が飛び降りて地面に叩きつけられるのと焼き爛れた顔面が映るのはOKなんだね。了解。
それはそうとつべでボディペイントなんかしたらBANされるだろ。
おそ松さん ヒピポ族と輝く果実
まさかこれをわざわざ映画館で観ることになるとは思わなかったな。どう?新作発表された時の私息してる??軽率に中村悠一のオタクになってしまったことによってはしごしてライビュ2回連続で見る羽目になってるよ???しかも謎の見逃し配信が決まったからまじで無意味に2回見ることになったよ???
やっぱりぴっぴは原点にして頂点みたいなとこあるから変なアレンジ入っててもまた聴けるだけで泣いちゃうしA応Pがもう続編には参加することはないと思ってたから余計に来るものがある。本編では一切泣かなかったけどここで唯一ちょっと泣いた。
私はぴっぴの「この世に要るのはよいこだけ」のフレーズがこの世で1番好きなんだけどOPでぷよぷよパロで六つ子が消えたのとてもよかったな………
— 🍙 (@ak54_ju) 2022年7月16日
からのこれよ……。全体的にゲームパロが散りばめられてたからたまたまなのかもしれないけど演出としてはめちゃめちゃ良かったな……………。
神谷の棒読みが面白すぎて笑い死ぬかと思った。
インテンション2人は棒読みすごい下手だな。まあ棒読みが下手っていうのは逆にいいことなのかもしれないけど下手だったな。面白すぎて2週目の時キラキラフルーツ(ヒピポの実)見つけたところで既に笑ってしまった。
それにしてもたった一言のためだけに新6つ子のキャスト召喚してるのなかなか狂ってるな。
8月
TANG タング
基本大手配給会社の推され作品は期待してないんだけど面白かったな。
タングよりも終始二宮がかわいかった。お手手むちむちだったし。
未読だからどこまで原作が再現されてるのか分からないけど時計を健の人生のメタファーにしたりキスシーンを見られないようにシーツをかぶせたりとか所々お洒落な演出が海外作品だなって感じがした。
「タング、ケンのために。ケン、タングのために」はちゃめちゃ舞台でもやりそうな演出だなって思った。
子供の空気読まずに自分の好奇心だけで行動する感じが苦手でタングもあんまり好きじゃないから壊れて記憶を失っても何にも思わなかったんだけどそれを受けての二宮のお芝居で泣いてしまった。「へぇ〜でもまあハピエンだからどうにか助かるでしょ」って冷めた目で見てたんだけどほんとに悲しそうな顔するからもらい泣きではないけどなんか泣いてしまった。
最初宮古島まで来た時タング1人で真逆の北海道まで来てるのはさすがに無理があるだろって思ったけどちゃんとその道中も見せてくれたのがよかった。あれがなかったらただいろんな場所を舞台にすることで物語を壮大に見せてるだけのクソ作品になるところだった。お前のことだぞ糸。
パンフの相関図で隠してる秘密がみたいなことが書いてあってこういう場合余命か同性愛の2択だから死ぬのかと思ってたけど不自然に子供部屋の話しだすから察してしまった。でもどちらかと言えば健はタングに対して父性的なものを抱いてたようにも見えたからタングを子供的ポジションで迎えるのかと思ってた。
そしてなんといってもエンドロールのエピローグが最高。
場面写だけだったけどああいう幸せな日常みたいなの見せてくれるの大好き。
それにしても最後の写真の二宮薄すぎん??スマホか???
9月
HiGH&LOW THE WORST X
とりあえず1回観ただけじゃとても理解できない………。
それにしても轟くんよく喋るな、お前。
正直なところ相手が小田島っていうのがオタクの需要を分かりすぎた上で狙ってやってるのがアレだけど友達ができてよかった。で、でさあ友達できて安心してたら辻芝を"""仲間"""って言うじゃん!!!え!!!感情が爆発してどうにかなるかと思ったわ!!!!!そしてさりげなく芝マン呼びしてることが判明したね……。というか2人のことちゃんと呼ぶの何気に初じゃない??
まさかこの治安悪顔轟くんがみんなが大変な時に呑気に釣りしてた帰りだとは誰も思わないよな。よく見たらクーラーボックスに座ってるし釣竿もあるけど分からんわこんなん。
番長だけを見て執着してきた轟くんだから番長が居なくなってどうなるか心配だったんだけど新しく自分の立ち位置を見つけてうまくやってるみたいで安心した。それでも一派は辻芝しかいないけど。
辻芝にも割とスポットが当たってよく喋ってたけど個人的には2人はずっとテレパシーで会話してほしい……。辻芝は永遠のシンメなので………………。
あと風神雷神にあっさりやられてたけど轟くんが来る前は辻芝が全日の頭だったっていう全人類が忘れてる設定どこ行った?轟くん以前の生徒雑魚しかおらんのか??
シダケンの「無駄な銭使わせやがって」を前回かなり笑ったんだけど貧乏設定あったんかお前……。なんかごめんな。
今回のテーマソングはS&Pみたいなイントロで沸き立つ感じがなくて物足りないなと思ってたんだけど戦闘になった瞬間かかってブチ上がった。というかテーマ曲含め割と前の曲使ってくれて嬉しかった。ジャパランは亡きものにされてて泣いたけど。まあ、あれは定時というか番長のテーマみたいなとこあるしな……。
あと、ザワをベストムービー3位にしてる人間だから脚立出てきて沸いた。脚立は敵をまとめて押し退けるのに使ってナンボ。
黒板ガード轟くんまじで意味不明でかわいすぎた。これでいけるぞ!俺について来い!みたいな顔して突っ込んでくのかわいい。
智雄が帰ってきたとき誰か「ナイスタイミングのカムバックだな」って言えよ!!!!これ以上ないナイスなタイミングのカムバックだったろ!!!
一応轟くん以外で気になったのが板垣瑞生なんだけど目元の感じとかぱっと見が山田裕貴みがあってびっくりした。お芝居の感じも似ててなんか、お、お前………ってなった。そのことはあんまり関係ないけどラオウ一派ならビンゾーが1番すきだよ……アホの子だから………………。
あと、ラオウ役すごいドンピシャな人連れてきたなと思ったら格闘家だったんか。新人感はあったけど違和感なかったな。
ザワに比べるとパワーワードとか訳わからんシーンなかったけど司が体育館で吊るされてるのはじわじわきたな。確かに落とされたら頭打ってタダじゃ済まないけど囚われの姫みたいな吊るされ方されてるのに高さそれだけなんだっていう。良くも悪くも規模が"学生"なんよな。ザムの生コンを見習ってくれ。
轟くんが焼きそばパーティー参加しないのかわいい。
でもラストだと輪に加わってるのかわいい。
でも合コンには行かないで私との約束な?
ところで鬼邪高はプール以外消滅したん????頑なに校舎出さないじゃん。轟くんは放送室に引きこもってこそじゃん?え?
10月
なんか気づいたら10月になってた。怖い。
アイ・アムまきもと
もう少し牧本が周りを巻き込んでドタバタするのかと思ってたから想像とは違ったけどこれはこれで面白かった。
これから塔子との話とか牧本の人となりとかトロフィーの件がどうなったのか深掘りされていくんだろうなってワクワクしてたからまさに > 突然の死 < で唖然としてしまった。
「座って食べなさい」って言われるまでフライパン直食いしてたり、多分両親がいないんだろうなって描写もあったりして生い立ちとかその辺に何かあると思わせといて何も明かされないまま死ぬからまじでびっくりした。
だって絶対あの几帳面というかどこまでもルールを遵守してるのってちょっと異常だし家族とか他人との繋がりの話だから何かあると思うじゃん?おみおくり係を1人でやってた理由を教えてくれよ……。
でもまあ人が死ぬのって実際なにかドラマがあるわけじゃないしあれくらいなんの前触れもない方がリアルでいいのかもな。
他人から教わったことを少しづつ学んで変わっていく姿がなんかAIみたいだなって思った。
ならせ!PUI PUI モルカー + DRIVING SCHOOL 予習編
前回見た時もそうだったけど各話ごとのEDが無の画面になるの他にどうにかできんかったんか?今回はリアル幼女がいたんだけど暗転のたびに怖がって最終的に途中退場してたぞ。
"それ"がいる森
個人的な感覚として霊と宇宙人だと受ける印象が全然違うというか霊と比べると非現実感が強すぎてなんにも怖くないんよな。これほんとにホラーでいいの?
前提として"それ"の存在を大半の人が熊か不審者だと思ったまま話が進むから未知のものに対する恐怖みたいなのを誰一人抱いてなくてこっちも感情移入出来ないからまじで何一つ怖くなかった。対象が年齢層低めぽいけど子どもだとあれ見て怖いってなるんかな。CGが完全に昭和の着ぐるみクオリティだったけど。
空前のホラーブームが訪れてる小学生の姪っ子的にはめちゃめちゃ怖かったらしいから子供をターゲットにしてたんならこれでいいんかな。
クラスメイトが全員モブ扱いで公式に一切名前が載ってないから適当に書くけど、最初森で遭難した時デブの親全く出てこないのどうした?一人でお留守番できるもんの子の親みたいになるのが普通じゃない?自分の子供行方不明なのになんのアクションもないの怖すぎん?B級映画だと割り切って観たから大抵のことは笑って流せるんだけどここだけはどうしても違和感があった。
最後家族3人一緒で幸せエンドだったけど何も解決してない気がするんだが。60年の間で免疫つけてやってきて今度は植物にやられて撤退したけど倒した訳ではないからまた来る可能性あるし数日とはいえ仲良くなった子が目の前で2人もやられてるのに普通に日常に戻ってるの怖すぎん?何の言及もなく平和になってよかったね!みたいな空気なのが逆にホラーだわ。
四畳半タイムマシンブルース
やっぱりタイムリープものは最高〜〜〜〜!!
伏線回収とは少し違うかもしれないけど序盤の違和感が物語が進むにつれて紐解かれていくのが見ていて楽しい。
四畳半はなんとなくかじってて、サマータイムマシンブルースは昔見たけど話を1ミリも覚えてなかったから普通に楽しめた。どんな話だったけと思って後からwiki見たら稀にあるあらすじと言いながらオチまで全部書いてるタイプのやつで笑ってしまった。
田村の両親がOBで寮に出入りしてたって話聞いた瞬間お前〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ってなった。ぼんやりしてるから自分の両親目の前にいるのに気づいてないのかと思ったら最後の最後でお前〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
ラストの「成就した恋ほど語るに値しないものはない」で頭抱えた。それは客側からしたら語ってると同意なんよ。
11月
気づいたら過ぎ去ってた。
12月
母性
話の流れからして絶対胸糞で終わると思ったのに普通にハピエンだった。
ピアノのバッグを頼んだ時2人で指切りしてるの見てお母さんを取られた気がしてショックなのかと思ったら既製品を欲しがったことに怒っててびっくりした。キティちゃんの刺繍をお願いしてると思って見てたから余計に。
そしてその後の娘視点になったらお弁当ぶん投げてるのが衝撃的でよかった。全編通して母親が悪のように描かれてるけど最初に両親を普通だけど自分には美男美女に見えるみたいなこと言ってたし変にフィルターかかってるとこあるから娘視点の全てが正しいとも限らないと思うんだよな。回想として語られてるから誇張されてる部分とか記憶違いもあるだろうし。
台風の夜ドアの隙間から必死に助けようとしてる戸田恵梨香の演技がめちゃめちゃよかったな。
りっちゃんを可哀想だと思ったことが母親と同じだったことに安心してたけど顔色伺ううちに同じ思考回路になってるのめちゃめちゃ怖いな。
最後の最後尽くせば愛してもらえるっていう願いはボケたことである意味叶って報われてたけど結局不倫はどうなったんだろうな。
大地真央が愛を連呼するのはギャグかなんかかと思ったけど。
ラーゲリより愛を込めて
wikiで手紙の届け方とか見てたからその辺が後半のメインにすんのか?って思ってたけど想像以上に普通に戦争映画だった。
でも手紙を届ける話がメインだと変に泣かせようとしてる感が強くなっちゃうから完全に山本さんの半生として描いてる方がよかったのかも。
病室の声の演技でビビり散らかしたのはもちろんなんだけど個人的には最初の帰国が決まった時にボロボロの状態で噛み締めるように喜んでる表情がすごく良かったな。もっと言うと相沢に希望を説くシーン以外全部良かった。
自担と推しが役として対話してて胸の奥が震えた。
松田と相沢にそれぞれお母さんと奥さんへの手紙を読ませるのはなかなかに残酷な演出だなと思った。実際は6人で届けたらしいから創作上の配分だと思うと余計に。
それぞれ自分の家族に対する想いが浄化されてく感じもあったからいいけど創作と分かってるとなんか、こう、うん。
最近戦争モノの作品を見ると関係ない一般人が強制的に戦地に行って戦わせさせられてたの意味分かんないなって感じることが多かったんだけど、そんな中で主人公は大抵"一般人"サイドで戦争に対して否定的だったり上官に理不尽に殴られたりすることが多かったけど今回上官である相沢にもスポットが当たっててよかった。
こういう国に忠誠を誓った上官って必ず出てくるけど"理不尽で暴力で支配する人"でしかなくてバックボーンが他人の噂みたいなので語られてもあんまり描写として残ってることってあんまりないからその辺丁寧に描かれてて良かった。
北川景子の演技が『響』のあのわざとらしい浮いた芝居を見てからなんか苦手だったんだけど今回はそこまでではなかった。きったねぇ顔して泣いてるのが良かった。
それにしてもCGのクオリティだけあまりにもクソすぎん??セットとか小道具とかの作り込みがすごかったから余計にクソさが際立ってた。爆破とか帰国する時の景色とかはまあ目を瞑れるけど虫は酷すぎるだろ。イラレに最初から入ってるよく分からんシンボルみたいな見た目しやがって。