18.10.04
関西テレビ放送開局60周年記念「サメと泳ぐ」
そんな訳で観てきました。広島の大千秋楽。
あらすじ
ハリウッドの大物映画プロデューサー・バディ・アッカーマン(田中哲司)。人間としての評判は最悪だが、数々の作品をヒットさせ、彼のアシスタントは皆映画界で出世すると言われている。脚本家志望のガイ(田中圭)は成功を夢見てバディの元で働き始めた。痛烈な侮辱の言葉に耐えながら無理難題に対応する日々を送る中、新作を売り込みに来た映画プロデューサー・ドーン(野波麻帆)にガイは心を奪われ、やがて恋人関係になる。制作部門のトップへの昇進に命を賭けるバディは、映画会社会長のサイラス(千葉哲也)にアピールするため、ドーンの企画を利用しようと一計を案じてガイにある提案をもちかける。
信頼と懐疑心、名誉と屈辱、希望と失意、それぞれの思惑が入り乱れる中、ある晩、バディとガイの歯車が狂い始める――――
ざっくりとした感想を言うと
1幕:田中圭がかわいい
2幕:田中圭がかわいい
設定もアメリカ人のままだし、訳し方の言い回しとかも海外のソレだったから吹き替え映画を見てるような感覚だった(洋画はあんまり観たことないけど)。
1幕
1幕観終わった私の感想がこれ。
え、待って、田中圭がめちゃめちゃかわいいんだけど、待って、
— 冷 夏 (@ak54_as) 2018年10月4日
階段の下でバディとミッティのやりとりが終わるのを待ってる時にガイの前任のアシスタントの人がズボンのポケットに手を入れたまま指先をパタパタしてるのがなんかよかった。かわいい。
バディに「お前の足は鉛だ」っていう無茶振りを受けて、動けないのにオスカー像を触りに行かなきゃ行けなくてどうしていいか分からなくなってドーンとバディを交互にみて「これどうしたらいいの?」みたいな顔してパニックになってるガイがかわいかった(かわいい)。
ラストでガイがゼンマイのおもちゃで遊びながら終わるんだけど(かわいい)、その時初めて田中圭の足の細さに目が行って記憶が若干飛んだ。
あと、どうでもいいけど時かけの時にも出てきたけど舞台にスタバはつきものなの???
田中圭が可愛かったとこ
・重たいダンボール持ったまま引き止められてずり落としそうになってるのがかわいい
・クリップ投げつけられるのがかわいい
・その後ファイルとかクリップを拾い集めてるのがかわいい
・浮かれてるのが分かりやすすぎるのがかわいい
・生まれたての子鹿みたいになってるのがかわいい
2幕
1幕では場面転換でのライトアップ(?)が赤(ドーン)と青(バディ)の2色だったのが2幕から緑(ガイ)が加わってるのがよかった。
雑誌を破棄したときの段ボールがさりげなくイスみたいになっててあれは絶対に事前に用意しなきゃあんないい感じになる訳ないから夜な夜なあれを作ってたのかと思うとめちゃめちゃかわいい。
紙で顔を切りつけたり若干サイコパスじみてたのが最高だった。性癖に刺さりまくった。正直言うと立場が逆の方がいいけどこれはこれでよかった。
ただ、銃声が想像以上に音が大っきいしいきなり威嚇射撃するから毎回びっくりした。
1幕も2幕も机上のものがごちゃごちゃしてるから小道具が思い通りのとこになくて田中圭がさりげなくフォローしてるのが可愛かった。おもちゃが落ちたのをキャッチするのとベル動かすやつ。
田中圭が可愛かったとこ
・テーブルの下で丸まってるのがかわいい
・テープでぐるぐる巻きにするのにわざわざ周りをぐるぐる走りながらやるのがかわいい
カテコ
中央から若干上手側の席だったからちょうど田中圭の立ち位置が直線状であ、これは運命だって思った(単純)。
某演劇ユニットの舞台で鍛えられてるから改めて普通の舞台ではカテコであいうえお作文なんてやらないのかって衝撃を受けた。まあ、普通に考えてやるわけないけど挨拶もないんだなって思った。
ちょっと難しいとこのある舞台だったけど脚本家志望の男が他人の描いたシナリオ通りに踊らされてるのが実に滑稽でおもしろかったです。おしまい。